任務…ねぇ

6/8
前へ
/89ページ
次へ
「おっと……」 悪霊は少し身を反らせ夕紀の斬撃をひょいとかわすと、適当に片足を振り上げ夕紀の腹部を払い飛ばした。 「痛っ!」 ぶっ飛ばされた夕紀はそのまま倒れこむ。 反撃は想定内だったが、あの程度の一撃にここまでの力があるとは思わなかった。 そこへ悪霊が除きこんできた。 「霊除に忌属……お前染喰か」 「……霊除は兎も角……忌属まで知ってるなんてね……あんた何者……?」
/89ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加