チータとマイのシャボン玉

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昔々のこと 風の神は戯れに地上へ降りていった 風の神が見つけたのは小さな桃色の花だった 桃色の花を気に入った風の神は一つ摘んでその口へと入れた 天上へと帰った風の神は腹の痛みを感じた 腹のうちからせりあがってくる何かに風の神は口の中から何かを吐き出した 飛び出してきたのは小さな子供だった 風の神は驚くもその子供を自分の子供として、チータと名づけた チータは腕白な子供へと育っていった
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