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「マイー?何してるの。外は寒いんだから中に入りなさい」
チータが口を開きかけたとき、それをさえぎって高い声がした
チータが顔をあげるとマイにそっくりな、でもどこか違うものが立っていた
チータはそれが"母親"と呼ばれる存在であることを知らない
「でも、ママ…」
「いいから、入りなさい」
チータがいるの
そういいかけたマイの言葉は、閉じられたガラス扉の向こうに消えた
チータは部屋の中に連れて行かれたマイを見送った
「……」
言いようのない寂しさがチータを締め付けた
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