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人は人、妖は妖
そのくくりを超えることはできない
遥か昔から定められてきたことだ
「でも…おらはマイともっと仲良くなりたい」
チータはそうつぶやくとどこへともなく飛んで行った
風の神はチータを見送った
まだ若いチータにはわからないこともある
言い聞かせ、出て行かないようにするのは簡単だ
しかし、それではチータが成長しない
だから、風の神はあえてチータの好きにさせることにした
チータがさらに成長するために、あえて痛みを与えることも必要なのだ
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