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-購買-
「えっと…夏用と冬用の制服が一式で……」
---今俺は、購買のような場所で、店員のような人から制服注文の説明を受けている。
何故に制服を注文しているかというと、俺が着ていた制服はぶかぶかで着れなかったからである。
---…クソ親父め。
「えーと……お名前は…桜井 司、と。はい。で…サイズは…」
「このメモの通りのサイズでお願いします…」
そう言って店員にメモ帳を見せる玉青。
そしてそのメモを見た店員は、小さく頷くと微笑んで返した。
「はい、かしこまりました」
「……???」
説明を聞いてたが、よくわからなかったために少し忘れてしまった。
まぁ…サイズを覚えても仕方ないか。
そして店員が軽く会釈をすれば、俺達は購買を後にした。
-廊下-
所変わって、俺達は今学園の廊下を歩いている。
何故?学園案内だからだろ?
まぁ……腕に玉青がくっついてるから…半デート気分の学園案内…だがな////💦
そんな事を思いながら窓の外を見れば、保健室からも見えた御聖堂があった。
「ここからでも見えるんだな…御聖堂」
「えぇ…。御聖堂は「アストラエアの丘」のシンボルですから……」
「へぇ……」
御聖堂を見ながら玉青の説明に耳を傾ける。
「ですが…今何よりも気になるのは司くんです♪」
「ばッ…///!う、うっさい////」
玉青のセリフに頬が赤くなる。
それもそうだ。
誰だって目の前で「気になる」なんて言われたら赤くなってしまうものだ。
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