唄った少年闇夜に消える
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「っ……?!」 少年は声がした方向……上を見た。 そこには……不気味に笑う、人ではない"何か"が浮いていた。 少年は、頭で否定しても本能で理解してしまった。 ――"アレ"は死神だ―― そこで少年の意識は途切れた。 ドサッ 「よっ、と」 死神は気を失った少年を抱え上げ、次の瞬間にはもう、その場所から消えていた……
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