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夜は、僕達の甘い時間。
忙しい毎日も、この時間に癒される…
ベットに先に寝転ぶ貴方に、お風呂上がりの濡れた髪を拭きながら近づけば…
体を起こして、僕の手を引いてくれる。
お決まりのように、ベットに座る貴方にタオルを渡して、床に座り込む。
「風邪引くぞ?」
貴方の足の間に凭れるようにして頭を差し出せば、イツモのように頭を拭いてくれる。
「今日も忙しかったね…」
返事は無かったけれど…なんとなく頷いてくれてる。そんな気がした。
「はい。おしまい。」
貴方の声に顔を上げれば…交わる視線。
毎日一緒にいるはずなのに…
僕は貴方にドキドキする…
僕の頭を軽く撫でて、またベットに俯せに寝転ぶ貴方。
湿ったタオルをサイドテェブルに置いて僕も横に寝転んだ。
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