1人が本棚に入れています
本棚に追加
「あのなぁ!失礼だろ。一途に思うことにしたんだ」
「誰を!!??」
「言わねぇ」
亜樹斗(あきと)はそう言うと、教室を去って行った。
「誰かくらい教えてくれてもいいじゃん」
穂高(ほだか)はふてくされながら言った。
亜樹斗(あきと)は屋上へと向かった。
屋上のドアには立入禁止と書かれた札がかかっていたが、それを無視するように開いていた。
「よう」
「…またあんた?」
「あんたじゃねぇ。亜樹斗(あきと)だ」
「どっちでもいいじゃん。んで?校内一モテる男が私に何の用?」
最初のコメントを投稿しよう!