上之宮玲菜

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休み時間になり、教室内はざわめきを取り戻した。 「あの、上之宮さん。」 アイルは恐る恐る上之宮に話し掛けた。 「何?」 アイルの方を向いた上之宮の顔を見て、彼女はとても驚いた。 「!!!」 金髪の長い髪、青い瞳。髪の長さは違うものの、その顔はまさに・・・レイノルドにそっくりだったのだ。さっき挨拶した時はよく見なかったので気付かなかったが、こんなに似ているとは。しかし、彼女は女性。レイノルドは女性に生まれ変わるなんて事はあるのだろうか?と、アイルは疑問に思った。
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