主人公ルーク

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「おーい、ルーク。ちょっとこっち来てくれ。」 なにやら父さんがストロングニンジン畑で騒いでおります。 何事かと僕は隣の畑でシャイニングレタスを収穫していた手を止めて振り向いて答えます。 「どうしたのー?」 「なんか…よくわからんものが出てきた。」 なんじゃそりゃ?と思いつつも父さんに近づきそれを見ました。 なんか…とりあえず黒いです。あと、正方形ですね。大きさは手のひらに若干入りきらないぐらいですかね。 あぁ、父さん。あなたはまちがっちゃいないよ。 本当に『よくわからんもの』だね… 「何これ…?」 「さぁ…?」 案の定というかなんというか当たり前の反応を見せてくれる父さん。 まぁ考えていてもらちがあかないので、とりあえず物体Xは放置プレイにしといて僕たちは畑仕事に戻りましたとさ。
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