主人公ルーク

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畑仕事をあらかた終えると、日はすでにとっぷりと暮れて、だいぶ暗くなってきてます。 「よし、そろそろ帰ろうか。」 いつも父さんのこの号令で1日の仕事が終わりを迎えます。 あ、そうだ。 「父さん、"アレ"どうするの?」 「あぁ、"アレ"な。どうしようか?」 「いらないならもらっていい?」 「ん~…まぁいっか。お前にやるよ。いつも畑仕事手伝ってもらってるしな。」 「やった!!ありがとう!!」 「はは…物好きなヤツだな…ほら、家で母さんが夕飯を作って待ってるぞ。」 「うん!!」 …よし、うまくいった!! 今日畑仕事してる間アレ、なんかうまく使えないかとずっと考えてたんです。 で、閃いたんです。 これ調べに行きたいとかいって仕事サボる口実にしようって。 僕ってば頭良い!!
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