ある昼下がりの

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  寝ていたのか。   …まあ、仕方ないだろう   。   あのエロ副長に夜中から   朝まで付き合わされてい   るから。   いいなあ…俺も   沖田さんとヤりた…   いえ、何でもないです。   気にしないで下さい。   とりあえず、沖田さんに   は可哀想だけどサボって   いるのが知られたら俺が   怒られるから起こすこと   にした。   「沖田さん、起きてくだ    さい」   横から肩を揺らしながら   話し掛けた。   すると、ゆっくりと目を   開けて   「ん…ザキ…?」   と寝ぼけているようで目   を擦りながら言った。   可愛いっ!…じゃなくて   「…沖田さん、駄目です    よ、サボったら…。怒    られるの俺なんですか    ら」   そう言うと今までボーっ   としていた沖田さんだが   いきなり何か思い付いた   ような目をして此方をみ   た、ような気がした。   どうしたんだろう、と思   いながら首を傾げている   といきなり沖田さんに腕   を引っ張られあの人にだ   けは見られたらマズい、   つまり沖田さんを押し倒   してるような体制になっ   ていた。   「おおお沖田さん!?な、    何す…」   「よぉ…楽しそうだなァ    、山崎ィ…」   何するんですか、と慌て   て沖田さんの上から退こ   うとしたその時背後から   聞き慣れた低い声が聞こ   えた。   それは完璧に怒りを含ん   でいる。   サーッと顔が青ざめてい   くのがわかった。   ふと、沖田さんを見ると   極上のドSスマイルで俺   を見上げている。   ──確信犯かッ…!   「ふ、副長!違うんです   !これは沖田さんが…」   「助けてくだせェ、土方   さん」   なななな何言ってんです   か!   沖田さん!   しかも、思いっ切り棒読   みじゃないですか!   急いで沖田さんの上から   退けた…途端   「山崎ィィイイ!!」   まさに鬼の形相で抜刀し   た副長が視界に入った。   …本気で切られるかも。   俺はすぐさま、   「ひぃぃいい!!すいませ   んんん!!!」   と全力疾走した。 ある昼下がりの (…死ぬかと思った、)
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