第七章~まずいアルね!~

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……… 禿「ありがとうございました~」 ふぅ、とため息をつき、ふとカウンターの横を見ると、何やら興味深い物が置いてあった。 越「ケイタイデンワ…?」 禿「携帯電話ですよ。うちのね」 越「いつでもどこでも電話が出来るのか?」 禿「そうなんですけど…ウチの会社としか繋がりませんよ。」 越「え」 禿「これで電話すれば、貴方の家のトイレから地の果てまでどこからでも預けた物を取ることが可能です。アルバイト君がシュタッ!と持ってきてくれますぞ。ちなみに特許もバッチリです」 越「すげーじゃないか!」 禿「まぁ、どっかの大佐に繋がるとか写メがとれるとかワンセグとかじゃありませんからね、少しお安めですよ」 越「写メ?ワンセグ?」 …よくわからないが、とりあえず一個買って宿屋へ。
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