第七章~まずいアルね!~

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タ「はて、用はすんだかの?」 越「ああ、ありがとなじいさん。ところで、この魚は何なんだぁ?」 タ「色々な種類がおるが、どれも大きいじゃろ?今度開催されるギョレースに参加する予定なんじゃよ」 リ「ギョレース…魚をレースにだすのね!」 タ「うむ。中でもワシの自慢の魚がこれじゃ」 じいさんはまだ列になっていた魚の一匹を両手ですくうと、デメキンみたいな魚が出てきた。 タ「ギョロアエというんじゃ。可愛いじゃろ?打倒デメキングじゃ!」 越「デメキング…?」 タ「去年の優勝魚がデメキングという名じゃったんじゃよ。しかも主(あるじ)は女の子じゃったわい」 越「へぇー…」
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