第七章~まずいアルね!~

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?「おっ、あんたたち!」 越「んんっ?」 マ「俺だよ!板前のマサだよ!」 越「おお!マサじゃないか!」 マサはスーパーの袋を下げて、宿屋の前で待っていたらしい。 マ「買い物帰り、お前たちが宿屋に入るの見つけて、7時まで待ってようと思ったんだ」 ジ「お疲れさんだな」 マ「なぁ、俺んち来てくれよ!ご馳走するぜ!」 なんと、ご馳走! ……いや、でも帰って来たばかりなのに、ずっと待ってた奥さんとの晩飯に水を差すわけにもいかないじゃないか。 マ「遠慮するなよ!俺は江戸っ子でィ!受けた恩は忘れないぜ!なぁ、来てくれるよな?」 リ「ねぇ、ご馳走になりましょうよ」 越「…そうだな!せっかくだから!」 マ「おう!こっちだ!こっちだ!」 マサは道案内をしてくれた。
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