第七章~まずいアルね!~

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……………… 越「ふぅ…腹いっぱいだぁ」 ゲフ、とマサがげっぷをすると、奥さんが「お客さんのまえで下品じゃない!」とバシッとマサを叩いた。 リ「食べたら、眠くなってきちゃった…」 マ「おう、泊まってけ、泊まってけ!こちとら江戸っ子でィ!」 妻「あっ、いいわねぇ。ティラミーの宿屋はちょっと高いし、せっかくだから泊まってきなさい」 越「せっかくだから」 リ「お言葉に甘えて、泊まっていきましょ!」 妻「よし、じゃあまずここ片付けなくちゃね。悪いけど、あなたたち食器を台所に持ってきてほしいの。あんたは布団敷いてね」 マ「合点承知!」 三人「はーい!」 ガチャガチャとまた食器の音。マサはちゃぶ台を片付け、違う部屋から布団を出し、敷いた。
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