第七章~まずいアルね!~

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…――――― 越「ふぅ。美味かったぜぇ!」 リ「ごちそうさまでした。お茶碗、キッチンに持っていきますね」 妻「あぁ、ありがとう。助かるわ。」 急いで食べたが、味噌汁は野菜たっぷりでボリューム満点だったし、炊きたてご飯はほかほかでとても美味しかった。 越「水筒にタオル、歯ブラシ、傷薬…ホントにもらっていいのかぁ!?」 マ「あぁ、もってけ、もってけ!」 ジ「すまねぇな…本当、助かるぜ!」 旅支度をしている俺達に、マサはいろいろなものをくれた。 旅支度も終わり、リュックサックの口を閉めた時。 マ「あのよ、話があるんだ…おーい!ちょっと来てくれィ」 キッチンにいた奥さんをマサは呼んだ。 妻「ん?何さいきなり」 皆がマサに注目する。マサはかなり真剣な顔をしていた。何を話すつもりなんだ…? マ「おれは…世界一の板前になるための修行を続けたいんだ。だから、おれも一緒につれてってくれ!」
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