第七章~まずいアルね!~

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早めに歩きながら色んなことを話しているうちに、城の目の前にたどり着いた。 城は山と山に挟まれ、山の間に隙間なく建てられているように見えた。 続いていた草原も城の周りから砂地になっている。 越「城なんて久しぶりだな…あの時はあまり見ていなかったが」 リ「お城、みたことあるの?」 越「あ、まぁ、な(ガクブル)」 ジ(…ハハ) マサが城付近に来たときからずっと黙っているのが気になる。彼を見ると、城を見ながらボソッと「やっぱりだぜ」とつぶやいた。 越「マサ、何かあったのかぁ?」 マ「豚の声が聞こえるんでィ」 豚…?
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