第七章~まずいアルね!~

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中は静かで、左右に廊下が続いていた。 壁の灯しが、赤い絨毯に織り込まれた金色の糸を光らせていた。 リ「なんだかひんやりしてるわ…」 マ「あぁ。右は行き止まりみてぇだ」 越「じゃあ左、だな」 俺たちが左に向いたその時! 向こうから何かが飛んできた! ?「ここから先は行かせん!」 ザコに似ているが、何だか特殊なザコのようだ。服(?)は黒くなく、なんと迷彩柄だった。俺がスタジャンの下に着ているのも迷彩柄。おそろいじゃないか! 顔はガスマスクのようなので隠しているため、ザコのように弱そうな面はしていない。 そして通常ザコと違うのは、羽がついていることだった。
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