小さな苦労人

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仕事中なはずの初稀が学校に来ていたことに驚いた 初稀「どうした?」 優稀「また言われた」 初稀「…髪?気にすんなって前にも言ったじゃん…」 初稀はいつも僕が落ち込むと頭を撫でるんだ それと同時に悲しい顔もする その度に胸がズキンと痛む 優稀「…うん…それより仕事は?」 初稀「ちょっとね?でももう仕事に戻らなきゃだから、頑張って色んなこと学んでこい?」 優稀「うん!」 初稀は勉強を頑張れとは1番も言ったことがない 学校にいることが勉強なんだって言っていた まだ僕にはそれを理解できない .
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