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すると、巧がクスッと笑って双葉を見た 「な、なに?」 「いや。黒川さん可愛いなぁって思って」 「へ!?」 「そんなに驚かなくても」 巧はまたクスッと笑った 双葉は恥ずかしさとうれしさで顔が真っ赤になった 「それより…早く職員室行かなくていいの?」 「え…?」 双葉はそう言われて壁に掛かった時計を見る 時計は8時10分をさしていた
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