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ある夏の日。
たっちゃん達は、俺とかずを置いて田舎のおじいちゃんの家に出掛けて行った。
俺は、その…高校の成績がヤバくて休めなかったから、留守番。(俺聖です)
かずは行きたがっていなかったため、俺と一緒に留守番。(仁がかずかずって煩かった)
なんで行かなかったんだろうなぁ。
いつもなら、絶対に行くはずなのに…。
-T「かずさぁ、なんで今日
みんなと出掛けなかったの?」
K「らって、みんなおでかけしちゃったら
こき、ひとりでしゃびしいでしょ」
-T「え…」
な、なんていい子なんだ…!
みんなで行くより、俺をとったってことだよな。俺を思ってくれたんだよな!
…それとも同情!?泣
K「おでかけしゅるなら
こきもいっしょがいーもん!
かずは、みんなでいきちゃいの」
-T「かず……!(やっぱり優しい子だ!)」
約20部屋あるようなこのデカイ家に、俺とかず二人だけ。
うるさい奴いねーから、かずと暴れまくった。
廊下をかけっこしたり、かくれんぼしたり(見つけるのに約1時間かかった)
自由を目一杯楽しんだ!
-T「あちぃなー!」
K「あっちぃー!」
-T「そうだかず。お散歩がてら
美味しいもん買って来ようか!」
K「まじで!やっちゃー!」
たっちゃんから、食事代として貰った五千円とかずの小さい手を握って、近くのデパートへ出掛けることにした!
(あ、愛犬のさくらはたっちゃん達の方に行きました!)
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