●路地裏のメロディー●

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ある夏の日。 たっちゃん達は、俺とかずを置いて田舎のおじいちゃんの家に出掛けて行った。 俺は、その…高校の成績がヤバくて休めなかったから、留守番。(俺聖です) かずは行きたがっていなかったため、俺と一緒に留守番。(仁がかずかずって煩かった) なんで行かなかったんだろうなぁ。 いつもなら、絶対に行くはずなのに…。 -T「かずさぁ、なんで今日    みんなと出掛けなかったの?」 K「らって、みんなおでかけしちゃったら   こき、ひとりでしゃびしいでしょ」 -T「え…」 な、なんていい子なんだ…! みんなで行くより、俺をとったってことだよな。俺を思ってくれたんだよな! …それとも同情!?泣 K「おでかけしゅるなら   こきもいっしょがいーもん!   かずは、みんなでいきちゃいの」 -T「かず……!(やっぱり優しい子だ!)」 約20部屋あるようなこのデカイ家に、俺とかず二人だけ。 うるさい奴いねーから、かずと暴れまくった。 廊下をかけっこしたり、かくれんぼしたり(見つけるのに約1時間かかった) 自由を目一杯楽しんだ! -T「あちぃなー!」 K「あっちぃー!」 -T「そうだかず。お散歩がてら    美味しいもん買って来ようか!」 K「まじで!やっちゃー!」 たっちゃんから、食事代として貰った五千円とかずの小さい手を握って、近くのデパートへ出掛けることにした! (あ、愛犬のさくらはたっちゃん達の方に行きました!)  
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