●路地裏のメロディー●

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アイスクリーム屋を出た俺達は、ゲームセンターやおもちゃ屋、定食屋に服屋を回った。 もう普通にデパートを楽しんだね! ちなみに、ゲーセンではリラッ●マのぬいぐるみを取って、おもちゃ屋では戦体系の人形を一つ買って、服屋では俺のTシャツを一枚お買い上げ! 帰り際に入口近辺にあるペットショップを見てきた。 うーん、やっぱりさくらが一番可愛いな!! -T「楽しかったなーかず!」 K「わんわんかわいかったねー!」 -T「かず、ダックスフントの犬    気に入ってたな!」 K「かわいかった!ちっちゃいねぇ!」 -T「まだ子犬だったからな。    大きくなったら飼おうなー」 K「うんっ!」 辺りもすっかり朱く染まって、土手の川も夕焼け色に染まっていた。 カァーカァー、とカラスが鳴いてかずより少し大きい子供達が家に帰っているのが見えた。 のんびり歩いていると、だんだん口数も減ってきた。行きの時の様に、かずも走り回わらなくなった。 K「こーきぃ…」 -T「ん?どしたー?」 K「かずねむたい…」 両手にリラッ●マと、人形を大事そうに持つかずは、目を擦りながら言った。 そうだよなぁ…2時間か3時間くらいデパートで歩き回ってたから、疲れたんだろう。 -T「よし、わかった!    んじゃ俺がクマさんと人形    持っててやるから。ほら!」 K「あい」 -T「ほい。かず、乗っていいよ」 K「ありあとぉ」 舌ったらずの声でしゃべるかず。 うは、可愛いなぁ…。(みんなかずが可愛いんです!!) ゆっくり歩いていると、背中に乗ってるかずの寝息が聞こえてきた。 走り回ってるかずも元気で可愛いけど、こういうかずもすごく可愛いんだよな! 家の近くの路地裏を通っていると、ピアノを弾く音が聞こえてきた。 すごく綺麗な音で、俺も眠くなってきた… たっちゃん達は、明日の夕方頃帰ってくるとか言ってたな。 帰ったら、かずと二人で寝るとするかな! -T「ふわぁ…」 あ、家着いた。 かなり早い時間だけど、俺はかずと寝ようと思うんで ここら辺で!またねー! END
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