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ピーチチチチ……
ある日曜日の朝の風景。
空はどこまでも綺麗な青。スズメが鳴いて、太陽が顔を出す。
どーも!この家の支配者、竜也です。
俺は一番に起きて、朝食のしたくをする。本来なら雄一がやるはずなんだけど、今日は…てゆーか日曜日は俺が担当。
U「あーねみぃ…。
あ、原稿の締め切り今日じゃん。」
やべー…、と呟いていると、足をくいっと引っ張られる感覚が。
U「んぇ?…あ、かずちゃん。おはよー」
K「たちゃんおはよー!」
俺の次に起きて来たのは、末っ子のかずちゃん。まだ5歳なのに、いつも早起きで偉いなぁ!
他のバカ達はまだ当分起きないっつーのに。
U「いつもかずちゃん偉いねぇ。
みんなより早くおはようしたねぇ」
K「えへ、たちゃんにおはようしたいからだよっ!」
U「うへへ、そっか!」
うちの末っ子は絶対どの子より可愛い!マジで。
家族みんな可愛い可愛いってデレデレだからな。(まぁ一人危ない奴いるけど)
U「あ、かずちゃん。」
K「んぅ?」
U「まだ寝てるバカなお兄ちゃん達を
起こしてきてくれる?」
K「ん!わかったぁ!」
元気よくリビングを飛び出るかずちゃん。
途中で、『んにゃぁぁぁ!』って声したけど…大丈夫だったかな。
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