26人が本棚に入れています
本棚に追加
気がつけば、会話に夢中になっている間に都市部に入ったようで、家々が狭い間隔で密集している。
エアートレインは速度を落として、もう時期着くであろう駅に停車する準備を始めていた。
「そういえば、おまえ何て言うんだ? 俺は光だ。」
相変わらず触覚のような髪の毛を尻尾のように振りながら、嬉しそうに外を眺めている少女に尋ねた。
「私は愛流、 天見愛流(あまみあいる)と言うれすよ。よろしくなのれすー」
と振り返りながら答えた。
「ああ、よろしくな!」
最初のコメントを投稿しよう!