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電車が停まると閑散と広がる広大な駅のホームが見える。ここは、もっとも大きな居住区にある駅なため、ラッシュアワーになると人がごった返す事になる。
だが俺達が今向かっているセフィロートに着くころにはどんなけ人が乗っていようとも、着くころにはほとんど人は乗っていないだろう。
なぜならセフィロートは終着駅となっており、そこはセフィロートへしか繋がっていない。
つまり、セフィロートに用がない者は、降りる事がないのだ。しかも学園都市となっているため、俺のように通ってくる者は極わずかだ。
「しっかし、こうも誰もいないと不思議な感じがするな」
「んー、普段は見れないものが見えるってのはとっても面白いのれすよ?」
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