==第三章==

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 そのせいか愛流は先ほどから、床と天井をはじめとして、柱や所々にある扉を忙しそうにあっちこっちと見ながら歩いている。 「しかし、この廊下どうなってるんだよ。ちょっと豪華すぎやしないか?」 「なのれすー」  愛流は見るのに忙しいのか、気のない返事を返してきた。  しかし、廊下でこの規模となると教室は一体どんな物になってしまうのだろうかと、不安と期待に胸を膨らませながら俺達は廊下をさらに進んでいった。
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