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こうして先生と話をして… 気がつけば、音羽しか残っていなかった。 「音羽ちゃん」 先生が音羽を呼んだ。 音羽は先生の方に向く。 「さっき電話をしたら、お母さん、仕事でお迎えにいけないようなの。」 「そっか~」 音羽は少し考えると、 「じゃ、帰る。」 そう言って、帰ろうとすると… 「待って。」 と 先生が音羽を止めると、 「送っていくわよ。」 そう言った。 音羽は首を横に振り、 「いいよ。先生、大丈夫!!」と、笑顔で言って、 「先生~明日ね~」 その一言だけ言うと 音羽は走り出していった。
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