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バシャ バシャ
音羽の走る音がなり響く。
速くお家に帰らなきゃ!
速くお家に帰らなきゃ!
音羽はそれだけしか頭になかった。
音羽はお家に帰るため。
走る。
そして、今日は急いでいるため近道へ走った。
「あっ!!」ドサッ
バシャーン
音羽は転んでしまった。
そして後から痛みがじんじん迫ってきた。
ポロポロと涙がこぼれる。
わーんと、遂には泣き出してしまった。
そこには、雨の音と音羽の泣き声だけが響いた。
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