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結局、一緒に帰ることとなり、再度男の子が傘を持ち家まで送ってもらった。 もちろん 相合い傘で… 「ありがと!!」 また、お礼の言葉を言った。 「あのね、 また 会える?」 この問に対して、しばらく考えて、 静かにうなずいた。 「やった♪」 音羽は嬉しそうに笑った。 そして帰る男の子を見送り最後に… 「バイバーイ」 大きく手をふった。 男の子は、振り返り、そして背を向けて帰っていった。 振り返った時、今まで無表情だった男の子が少しだけ音羽には笑って見えた。
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