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「ねぇ、なんでおやつとっておいてるの?」 「えっ」 友達のちづちゃんに聞かれた。 「音羽ちゃんがおやつとっておいてるの珍しいー」 音羽はにっこり笑うと、 「男の子にあげるの。」 という。 ちづちゃんは少しがっかりした。 「いらないならちづが食べようとおもったのに…」 「だぁめっ!!」 「はーいみんな。園内に戻って!」 先生の声だ。 音羽は園内に戻る。 「待って!!」 ちづちゃんが音羽を追いかけた。
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