ショートストーリィ

理由

「死んだんだ…」

自分自身にすら聞こえないくらい小さい声で呟いてみた。
声にすれば、何かがかわると思った。
けど変化はいつまでたっても訪れない。
完全に閉ざされた心に、俺はどうすることもできなかった。