たらこスパゲティー

7/9
前へ
/10ページ
次へ
「お前は、幽霊だったのかい。天使だったのかい」 女はクスリと笑う。 「愛する人を極楽へと連れ去るのが天使のすることですか?私はただの堕天使ですよ」 祐一はひとつ息を吐く。 そして、優しく微笑んだ。 「堕天使か。いいじゃないか、連れていってくれ」
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加