我が家の三姉妹

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それから数分後、俺の部屋から制服に着替え、何やら上機嫌な琴葉が大きな音を立てて出てきた。 「ババーン!どう!?和にぃどう!?」 勢いよく部屋から出てきたと思ったら、俺の目の前で学校の制服を着た琴葉がクルクルと回り始めた。 更に琴葉はキラキラした何やら期待した目で俺を見つめている、これは褒めてくださいオーラだな。 「おーなかなか似合ってるよ」 「んふふ♪ありがとうお兄ちゃん♪」 琴葉は褒められた事が嬉しいのか、顔を赤らめ階段を下りて行った。 流石は俺、伊達に何年も妹達の兄をやっていないぜ! これがッッッッッ!兄補正ッッッッッ! 「さて朝食でも食べますかな……」 俺は走りさっていく琴葉を追うように階段を降りていった。 一階からは香ばしい玉子焼きの香りが漂って来ていた。 すげー腹減ってきた。
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