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「お前が小汚い帽子をかぶせるから悪い。」目が本気で見下している。
「お前が怒ってるから和ませてやろうと気を使ったのに失礼な奴だ。」ぷいっとそっぽを向く。
ジャスの部下が呆れたように苦笑いをする。
「さっさと次の仕事の話をしろっ。」眼鏡をジャケットの裾で拭きながら言った。
「えーっと・・・次の仕事は一人では難しいので二人でやってもらう。」机にあった手帳を広げながらジャスが言った。
「はぁ!?二人・・・?断る。やりにくいしドジを踏まれたらこっちがたまったもんじゃない。」答えはマッハで反ってきた。
「あのなぁ?世の中にはなぁ一人じゃできないことが沢山あるんだ。わかるか?」子供に言い聞かせるようにゆっくり言う。わざとだ。
「他の仕事はないのか?」そんな話聞く耳持たん的な態度で返してくる。
「優先順位をつけたらこれが一番だ。もう一人はすでに呼んであるからそろそろ来るころだろう。お前に断る権利はない!!!」手帳を勢いよく閉じながら言う。
「はぁ!?ふざけるなよっ!!!第一お前は勝手すぎ・・・・」言葉を言い終わる前にジャスの部下から客が来たと告げられる。
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