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そんなジャスの気なんて知らない二人は資金が隠してある倉庫に近づいていた。
「・・・・人は今のところ、いないみたいね・・・。」
周りの様子を窺いながらローマが言う。
「あぁ・・・そうだな。」
ローマの方を見ることなくブレインが答える。
今回二人は、窓からの侵入を心見ているようだ。
ブレインは小さな窓に手を駆けて、ごそごそと何かをしている。
ローマはあたりを見回している。
小さな窓は本当に小さく人が入るのがやっとだろう。
「よしっ・・・。」小さくブレインがつぶやいた。
「開いたの?」とローマが声をかける。
「あぁ・・・先に入れ下から押してやるから。」
窓から見たところ敵はいなさそうだったのでローマを先に中に入れることにした。
「わかったわ~。ほらっそこに四つん這いになりなさいよ。」
と、ローマ。
「はぁ!?ふざけるなよ!!!!」
「ふざけてないわよ!!だって入れないじゃない!!」
「ぬぅっ・・・・。」と唸りつつ地面に四つん這いになるブレイン。
そこへローマが容赦なくピンヒールのブーツで乗る。
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