76人が本棚に入れています
本棚に追加
「ハアハア・・・・。最上階まで来るのは疲れる。」大柄で顔に傷が入った男が呟く。
そして何事もなかったように先程まで彼が耳を傾けていたドアをノックする。
「ボス、例の物が届きました。」すると中から小太りの顔が潰れたような男がニヤニヤとしながら出て来る。
なんとも悪そうな顔だ。
「おおそうか!早速見に行こう。」ドスドスと歩きだす。
ボスと話していた男も部屋から出て付いていく。
階段から来た男も同じくだ。
そう何事もなかったように。
最初のコメントを投稿しよう!