第2章

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…………あ、れ……?? 見知らぬ天井 見知らぬ世界 「ここはどこ…?」 確実に私の知らない部屋に一人ぽつんと寝ていた。 違和感があるなら、この"手錠"くらいだ。 両手を拘束され、白に統一された殺風景の部屋。 窓なんてない。 逃げ出す手段があるとしたら、あの赤い扉だけである。 .
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