第2章

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「フィン..目覚めなさい..ここは危険です。早く目覚めなさい」 …………優しい声 どこか聞いた事のある声。 私はゆっくりと目覚めた。 さっき居た、男の子は居ない。 逃げるなら今しかない。 直感でそう思った。 殺風景な部屋。 あるなら、真っ白のベッドに扉が一つ。 逃げる場所は一カ所だけだ。 繋がられている手錠を力技で外し、私は扉を開けた。 すると、当たり一面に広がるのは……… ………人間界ではない。 ………天界……?? 地球が見える? ここはどこ? .
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