望まない街

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犬「“行きたいと望む者は絶対に行き着く事ができない街”ねぇ…」 犬がため息混じりに呟くと、青年は犬の方を向き、笑顔で言った。 青年「楽しそうだろ? 行くしかないよなぁ!」 犬「何でそこでテンションが上がるんだ。 今日は晩飯が無いかも知れないのに…」 犬の言葉に青年はハッとした様子で犬の方を勢いよく振り返った。 青年「……マジ?」 犬「マジ」
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