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何故だろう。今、自ら孤独になろうとしているのは…。
今の姿や、変わってゆく姿を誰にも見られたくない。だから1人でいたい…。
こんな生活続けてたら、本当に孤独になる。
だけど、それもいいかもしれない。
私の事を知ってる人には、私の元気な姿だけ覚えておいてほしいから、惨めな弱った姿は見られたくない。
昨日もまぶたを閉じるトキに見たのは激しいストロボのような光だった。
眠りにつくというより、頭がしびれて、気を失っていったかのようだった。
そして、2時間も経たず、大量の寝汗で目覚めた。目に写った景色は見慣れた自分の家の寝室の、真っ暗な天井だった…。
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