黄×桃

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ご飯も食べてリビングでケータイ片手にゴロゴロしてると 玄関からりょうちゃんのこんばんわーって声が聞こえた 自分の家かのように勝手に入ってきてお母さんにジュースまで出してもらってる 黄「ヒロ 部屋行くで」 その手にはお菓子まで持ってて いつも通り過ぎて嫌なキモチもどっかへ行ってしまった 黄「めちゃ久しぶりに入るんちゃう?」 りょうちゃんは誰に聞くわけでもないけどそー言うとベッドに腰を下ろした 桃「だって高校行ってからりょうちゃん窓開けてくれへんやん」 なんとなく 気になってたコトを言ってみる なんて返ってくるんやろ? もう 遊ぶようなそんな歳じゃないとかかな? もしかしたら ヒロが1番聞きたくないコトかも・・・ 黄「あー せやな ココ 侯兄の部屋になってもうたからなぁ・・・」 ??? 桃「きみくん?」 きみくんはりょうちゃんの3つ上のお兄ちゃんで ヒロも小学校は一緒に行ってた 黄「あれ? 言わへんかったっけ? 俺の部屋と侯兄の部屋別れるって」 えっ? どーゆうこと? りょうちゃんの言ってる意味がわからん 黄「昔 あの部屋カーテンで区切ってつかってたやん?」 そー言われればそーだったかも・・・ 頭の中でりょうちゃんの部屋を思い出す 黄「侯兄大学入ったし 俺も高校入ったから部屋移動したんや」 .
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