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パチン・・・ 暗闇の中、どこからか弾けるような音が聞こえた。 耳を澄ましても同じ音は響かない ここはどこだろ? どうして暗いんだろう? そう思った瞬間、気付いた 「あ、目を閉じていたんだ」 周りの人が聞いていたら思わず転けそうになるくらいの天然ぶり ゆっくりと目をあけると、そこは生徒が誰1人いないガランとした教室だった。 キョロキョロと辺りを見回せば入り口付近に人が立っていることに気が付いた。  
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