信濃国殊白稲荷社縁起

4/4
前へ
/6ページ
次へ
人なる小さき者どものながれ、すべて絶え、かの神やうやうたへがたきこと限りなき痛みを癒さむとて、永き眠りにつきにけり。 のちの世のみかど、この話を聞こし召し、「殊にまことに心きよらかなるものかな」とて、殊白大明神とて、たてまつりたまひけるとや。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加