学園

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デレクは部屋を出るとすぐにローブを脱いで亜空間の指輪に締まった ※亜空間の指輪……魔力を込めて入れたい物を考えるとその中に保存される便利な指輪 「じゃあジークが帰って来るまでオッサンに奢って貰うかな♪」 デレクはルンルン気分でもとの場所に戻った 「あれ?」 兵士たちは既にどこかに消えていた デレクは椅子に座って俯せた 「最悪だ~……」 「なんなら私が奢りましょうか?」 デレクが顔を上げると二十代前半くらいに見える若い男が立っていた
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