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「やっと……倒せた……」
「もう疲れたよ……」
二人の兵士の周りにはたくさんの人間と魔物の死体が転がっていた
「お、おい……」
「なんだ?」
「あ、あれ……」
兵士の一人が指を指した先にはさっきの倍近くの魔物がこっちに向かっていた
「もう……だめだ……」
二人の兵士はその場に座り込んだ
そこに小さなドラゴンを肩に乗せた黒髪の青年が降りて来た
青年の容姿は身長約170程で紫色の瞳をしている。顔は整っていてまあまあカッコイイ部類に入る程だ
「オッサンたち賭けしない?」
「ここは危ないよ……早く逃げなさい……」
兵士は元気もなく注意した
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