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「よし」
ルドゼブは何かを掴んだようだった。
グイッ・・・・
グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
ルイスの体から、三本、の竜巻のようなものが勢いよく飛び出してきた。
「オイ! 一体何が起きているんだ!?」
ルイスを含め、その場にいたすべての者が、今自分が目の当たりにしている光景に驚き戸惑っていた。
ルイスから放たれた三本の竜巻は、並んで地面にシュルシュルと渦を巻き、そして・・・・
(人格は一つではなかったのか・・・・!)
「・・・・・・!・・・・!!」
三本の竜巻は、どんどん人の形を帯び、やがて三人の人間が現れた。
一人は、肩に届くか届かないかぐらいの金髪の少年で、黒いコートに黒いズボンを履いていた。
もう一人は9歳くらいの、白髪でやや長髪、白い布をまとっている少年、
三人目は髪はピンク色、ローブのようなものを着ている女の子だった。
白い髪の少年以外の二人は、ルイスと同じくらいの歳くらいに見えた。
(三人の人間??)
「さて・・」
ルドゼブが口を開いた。
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