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「ああ・・・大丈夫・・・ありがとう」
だが、ルドゼブは何故か凄く疲れていてつらそうに見えた。
「フン・・ 少し殴ったぐらいで大げさなんだよ。」
「なんだって!?」
「別にいいだろ。 そこのババアのように、
あの世に送ったわけじゃないいんだからな」
「!!!!!」
ルイスは棺に入れられた母親と、黒服の少年の顔を交互に見た。そして俯き、
「・・・まさか・・・・・
・・・・・・・・キミが・・・・母さんを・・殺したのか?!」
少年はしばらくルイスを黙って睨みつけ、 面倒くさそうに口を開いた。
「ああ、オレがやっ」
「なぜ!?」
ルイスは立ち上がり怒鳴りで叫んだ。
「なぜ母さんを殺したんだ!? ボクの・・・・ボクのたった一人の身内だったんだぞ!?」
「・・・フン ああやってギャーギャー騒ぐヤツはな、力で黙らせるのが一番なんだよ。」
「ふざけるな!
・・キミは・・キミは命を何だと思っているんだ!
黙らせるために殺した・・?? そんなのおかしいだろ! 絶対おかしいだろ・・・・!」
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