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僕は次の日。
ちなみに土曜日や。
そうや。
ねぇさんが来る!!
今日くんねん!!
そのために、部屋を掃除して今は着物を着てる最中…
深緑にするか…
青にするか…
どないしょ…
「…あたしは青のがえぇなぁ。」
「うわっ!!」
「…そない、驚かんといてよ…」
「いきなり、背後に立たれたら誰だってびっくりするやろ!?」
「…そおかぁ?あたしならぶっ殺してまうわ!!」
そう言って、桜子は笑う。
恐っ!!
「何やねん!!…用無いなら出てってや。」
「…そない言うなよ~。母さんヒマやねん…」
「知るか!…ほな着替えるから」
無理矢理桜子を部屋の外へ出す。
着替えを始める。
しかし、部屋の外にはまだ人の気配がする。
まだ、オカンいるなぁ…
しゃなぁいなぁ…
「オカン?」
「…なんや。構ってくれんのか?」
「何か、用あったんのとちゃうの?」
「…佐々女組…近いうちにまた来るかも。」
「何でや!?ボッコボコにしたで!?」
ガラッ!!
戸を思い切り開ける。
ゴン。
「いきなり開けんなや。頭ぶつけた…」
「あぁ…かんにん。」
「チッ。…真世(マヨ)から連絡あってなぁ。…佐々女組の動きがおかしい言うてんねん。」
「ホンマか…」
真世って言うのは、オカンに憧れてるオカンのお付きの1人や。
めっちゃかわえぇ顔しとんのやけど…
言葉使いが悪い。
「まぁ、それだけや。じゃあ、母ちゃんも着替えなあかんから…。」
「あぁ。」
そう言って、オカンはキセルをくわえて去って行った。
僕は…結局青の着物に着替えた。
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