背伸び

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それから僕は縁側で読書を開始。 時間はまだ13時… ねむぃなぁ… 日が暖かい…ねぇさん…。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ どぅ… しん…ど 「ねぇ…さん…ん…」 「ごらぁ!しん!!何時まで寝とんねん!!ねぇちゃんが帰って来て、出迎えもないんかい!!しばいたろか!?」 ごんっ!! 殴られた…。 「いたっ!!…ねぇさん♪」 僕は精一杯ねぇさんに抱きつく。 ねぇさんの匂いや!! ねぇさんの手触りや!! ここにねぇさんがおる!! 「うっざぃねん!!離れろや!!」 「ねぇさん!僕ずぅ~と待ってたんですよ!くんのおそぅて寝てしもうたんですぅ♪」 「離・れ・ろ!」 「ふぅん。お前の弟シスコンだな!」 誰や? 「ホントだぁ♪シスコンだぁ♪かっわいぃ♪」 なんやこのチビ。 「ちょっと!撫子~!荷物どこ置けばいぃ~!?」 けばっ! 「…。」 でかっ!つか無言かぃ! 「おにぃちゃん!ちょっとは荷物持ってよ~!!」 あっ。普通や。 背ぇ高いけど… 「ねぇさん!?どないなってるの!?帰って来るのねぇさんだけとちゃうの!?」 「そやで。東京で出来た友達や。みんなえぇやつやで♪」 ニッ♪ そない、満面の笑み見せられても… せっかくねぇさん、独り占めしよ思うてたのに…。 「これから1週間、仲良くしぃや!!しんちゃん!!」 うぅ… 断れへんやろ…。 頷くしかない僕。 ほんま… どうしょ…
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